ryoの朗らか日記

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【Python】プロキシ認証環境下でpipコマンドを使用する方法

はじめに

こんにちは。ryoです。
この間、プロキシ認証環境下でpipコマンドでパッケージをインストールしようとしたところプロキシによってpipが上手くいかなかったので、その場合の対処法を備忘のためにまとめます。
環境はWindows10です。

結論

プロキシ認証環境下でpipコマンドを使用するためにはpipコマンドの--proxyオプションにプロキシ認証用のユーザー名<username>とパスワード<password>を指定すればOKです。
また、<domain.com>にはプロキシのドメイン名もしくはIPアドレスを、<port>はプロキシのポート番号を指定してください。
(企業ネットワークの場合、プロキシのドメイン名、ポート番号は企業内で指定されています。)

python -m pip install パッケージ名 --proxy http://<username>:<password>@<domain.com>:<port>

その他

今回はpipのオプションとしてプロキシの認証情報を設定する方法を実践しましたが、その他方法として、事前に環境変数としてプロキシ認証情報を設定しておくという方法もあります。
事前に環境変数として設定しておくことで毎回のpip実行時にプロキシ認証情報を設定しなくて良いので、手間が減ります。
詳しくは以下のリンクをご参照ください。

pipでproxy(プロキシ)を突破する方法 – パスワード認証が必要なケースも併せて解説 –|Zero-Cheese

まとめ

本記事ではプロキシ認証環境下でのpipコマンドを使用する方法について紹介しました。
ご覧いただきありがとうございました。